GoogleのAR技術Tango対応スマートフォン「Phab2 Pro」が販売開始。これは、スマホの革命になる!

12月2日、LenovoはGoogleと共同開発した新たなスマートフォン「Phab2 Pro」の国内販売開始を発表しました。こちらはGoogleのAR(拡張現実)プラットフォームであるTangoに対応した初のスマートフォンで、すでに国外では注目を集めていました。

ARといえば、今年はポケモンGOが総ざらいしたような印象です。現実世界にポケモンが現われたとなれば、そりゃあみんな湧くでしょ!という感じですが、一方で、Googleも5月のGoogle I/OのときからAR技術に関してひとびとを湧かせていました。

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GoogleはARプラットフォームとしてTangoをずっと開発を繰り返してきました(以前はProject Tangoって名前でしたね…)。今回、ギズモード・ジャパンは12月1日に行なわれたGoogleによるVR/AR事業に関するイベントで、そのTangoフォンを少しだけ見てきました!
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TangoのAR技術では、主に3つの機能を特徴としています。それは、カメラが捉えた被写体を正確に追尾する「モーション・トラッキング」。平面化された写像の深度(つまり奥行き)を認識する「デプス・パーセプション(奥行感覚)」、そしてカメラが映し出す空間を認識し、リアルタイムで3Dレンダリングしてその空間を学習する「エリア・ラーニング」です。

GoogleはこのTango技術によって、ARの可能性をさらに広げようとしています。Tangoフォンである「Phab2 Pro」では多くのセンシングを搭載させ、Tangoの技術を可能に。プロセッサーにはQualcomm Snapdragon 652を。そして注目すべきはカメラとセンサー。背面には1600万画素のRGBイメージセンサー深度センサーモーション・トラッキングセンサーを搭載しています。
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少しだけ触ってみましたが、ファブレット端末だけあって大きい! そして背面にセンサー類が多く搭載されているだけあって、なんともイノベーションを感じさせるなあ、と。

思わず、おお!って何度も言ってしまいました。まず、空間の情報を取得していき、グリッド上の3Dマップと3Dオブジェクトが生まれます。そこに仮想空間が生まれ、緑豊かなフィールドが…! さらにそこから現実空間にもどり、現実:仮想が交差します。最初に出てきた鹿が、こちらでは透明に(動画0:55から)。前を通るとカメラを向けているところが、グニャリ!と加工されるのが特に秀逸。

空間処理とリアルタイム3Dレンダリング、深度測定、さらには高解像のイメージセンサーなどがあるからこそなせる技、と思わず感嘆でした。

さらに、Google Playで公開されているTango用計測アプリ『Measure』も見せてもらいましたよ。

こちらも思わず声がでました…! さらに、これはかなり実用的だ、と思えましたね。柱の高さが一瞬で2.6mとか、フロアのエッジからエッジがどのくらいだとか(動画0:23から)、これが即座に測定できるというのは素晴らしい。

また、触ってみて思ったのは、リアルタイムレンダリングのすごさ。アプリを起動して、カメラを向けてみるとあらゆるところをすぐに計測できるように、常に写像を処理していきます。ポインタがピカピカっと反応しているのをみてその性能の高さを感じました。